【体験談】家賃値上げからの拒否〜据え置き値段交渉術
我が家は6月末が更新のタイミングなのだが、3月末にダイワハウスから1通の封筒が届いた。
「賃料の改定に関するお知らせ」という題名で。
更新のタイミングで賃料を毎月2千円アップしたい。との事。
賃料:12万5千円 → 12万7千円
共益費:4千円 →同じ
2千円UPだと、年間2万4千円増える。。。
給料上がってるけど、年々税金上がってるので結局手取りは変わらない。
当然、私は怒りがこみあげてきた。
結果から言うと、、、私は家賃値上げを阻止!
仕事が忙しいからと、不満を何も言わず、契約書にハンコ押したらダメです!!
とりあえず、「自分は断固拒否します」とゆー意見を主張しましょう!!!
ダイワハウスに電話しようと思ったのですが、、、
私的に電話は苦手なので、こうなったら相手が嫌がる方法で攻めよう。
と決めました(メラメラ)
営業所に直接クレームを言いに行ってみた。
もちろんクレームに行くための情勢収集と下準備にかけた時間は長いです。
担当営業が不在だったので、事務の20代後半女性に伝言という形でクレームをぶちまじぇる。
言った内容は5分程度。
- 家のポストに家賃値上げの手紙がきた。内容を読んだが理解できない所が多かったので教えていただきたい。
- まず4年住んでいるが、管理会社なのに顔も見たこともないし電話もかかった事もない。いつも手紙のみのお知らせで、今回も紙切れ1枚のみのお知らせ。そういう所が事務的で納得できない。
- サービス向上と書いてあるが、御社のサービスが一切感じられない。台風のたびに木が倒れる事を主張(土が少なすぎて倒れる)
- 同じ賃料の物件はある。それ以下の値段もある。→スーモで検索済み
冷静に丁寧に淡々とクレームを言った。
担当営業は不在なので、今日中に折り返し電話するとの事。
戦うつもり満々で行ったので、若干意気消沈。。。
**********************
因みに、「賃料の改定に関するお知らせ」手紙の内容はこんな感じ。
~以下抜粋~
「企業物価、企業向けサービス価格の上昇、消費税率の引き上げ等の賃貸経営にまつわる経済情勢の変動。
および、周辺家賃相場等の兼ね合いにより賃料の改定をお願い」
私は、このツッコミ所満載の文章を何度も読み返した。
- 「企業物価、企業向けサービス価格の上昇」
→ダイワハウスのサービスが分からない。
<対策>
今までアパートの管理ができていないと思った具体例を準備する。
<私の場合>
毎月管理費4千円払っているが、アパートの前にある木は台風がくる度に倒れている。
今まで3~4回は倒れていた。倒れる原因は土が少ないからなのに、土を補充もしない。
サービス上昇と言ってるのならば、具体的な例をあげて、私が納得できる答えを説明してほしい。
色々ネットで調べていたら他の人は、
・共有の廊下の電気がいつも消えたまま。
・上の住人の足音がうるさい、注意しても改善されていない。
・共有のゴミ捨て場が汚い。
・庭の雑草が生えたまま。
などあった。
- 「消費税率の引き上げ等」
→消費税10%になるのは10月から。まだ野党は反対している。延期される事もあるので、増税前に払えない。
→色々調べていたら「固定資産税評価額」を見つけた。
もし反論しても折れないようなら、本当に値上げになっているのか知りたいので
「固定資産税評価額」の書類を見せてほしい。と主張しようとも思っていた。これもクレームの準備。
最近のニュースを見てたら、基本大手は嘘ばかりで改ざんするので信用できないので。(レオパレスとか)
- 「周辺家賃相場等の兼ね合いにより賃料の改定」
→自分でスーモで検索して相場を調べてみた。もちろん同じ条件(2LDK、面積など)
同じ価格帯、それ以下も出て来たので、御社が言ってる事に納得できない。とクレームの準備。
因みに、私はスーモで見つけた物件名のスクショは保存していて、
ダイワハウスから反撃された時は、この物件を見せようと思っていた。
**************
4年も住んでいるので、そろそろ家賃値下げせねば。と思っていた所もあるし、
毎月管理費を取ってるくせに
アパートの管理ができてない所にすごく不満をもっていた。
家賃値上げの主を、現役不動産営業の宅建保持者に聞いてみた。
入居する前に、契約書を交わしたのでその書類がある場合は確認してみる
<賃室賃貸借契約書>
私の契約書には、、、
第6条(賃料・共益費・その他使用料の改定)
経済情勢の変動、又は、諸物価の高騰等の事情により賃料・共益費・その他使用料が不相当となったときは、これらを改定することができる。
と書いてあった!
この内容は明らかにピンチなのだが、、、
宅建保持者の友人曰く、、、
第6条に記載されているから難しいかもしれないけど、基本家賃の交渉は双方の同意のもとで契約を交わすことになっているので、一方的に封書のみだと該当しない。
ダイワハウスに拒否するって主張してみればいいよ。
とアドバイスを言われた。
ダイワハウスは大手だから、お客さんが拒否すると裁判に持ち込むかもしれないけど。と、、、
言われて、少々びくついていたが、、、
私的には、毎月12.9万も家賃を期日通りに払っている優良顧客。
今まで4年間何もクレームを言わずにいたが今回は違うぜ。
624万円も家賃払ってた。
私は有料顧客なので対等な立場です。
管理会社が偉いとか、一切ないです。
***************
ダイワハウスから電話がかかってきた。
表向きは明るい声の営業マン。
お客様に対してサービスが感じられず今回は据え置きの値段のままでOKという回答だった。
むちゃくちゃ調べまくって、次はどんな反撃にでるか?などリサーチしまくったのに、、、
結果すんなりOK。
まぁ、私が手強そうな感じが伝わったのか?
翌日には、据え置きの賃料のままでOKという封書が届いた。
めでたし、めでたし。
今回は2千円UPなので、年間だと2万4千円の阻止に成功した。
この一件で、今まで気になっていた「交渉術」を実践できたので経験としては良かった。
因みに、宅建保持者の友人曰く、2千円UPはまだいいほう。
5千円、ひどい所は1万円UPもあるみたい;
*****************
私は、日本の独自の賃貸ルールが大嫌い。
敷金は、まぁデポジットとして仕方ないと思いますが、、
<礼金> <仲介手数料> <更新料>
何様ですか? と言いたい。
毎月家賃払うから礼金不要ですよね。
もっときちんと仕事してから仲介手数料を主張して。と言いたい。
過去、仕事ができない営業マンに当たってしまい、こんな酷いサービスで御社に仲介手数料は支払えない。
1ヶ月→0.3ヶ月にして下さい。と主張した。
新卒っぽい若手営業マンだったので多めに見ていたが、だんだんエスカレートしていきストーカー並みに10件以上の着信が入ってた時は怒りが頂点へ・・・
横暴か?と思われるかもしれないが、酷いサービスだったのでこんな不動産屋に金銭を落とすのは嫌だったので、
他の不動産屋に◯◯アパートの仲介手数料いくらですか?と問い合わせの電話をしまくった事もある。
まぁ結果、どこも仲介手数料1ヶ月だったし、値下げには応じてくれず、結局ポンタポイントを2倍貰っただけだったが。。。
まぁこれに限らず自分が不快と思った事はどんどん主張するべきだと思う
(決してクレーマーではない)